2025年4月10日
2025年2月25日に発表!
駿東郡長泉町にある公園が「世界一小さい公園」として
2024年12月25日にギネス世界記録に認定されました。
1988年、都市計画道路の建設時余剰地に歩行者の休憩場所として整備されたもので、
面積はわずか0.24㎡!0.1畳分という、まさにミニミニポケットパークです♪
【世界一小さい公園】
所在地:静岡県駿東郡長泉町下土狩760-7
名称:世界一小さい公園
以前はミル・エンズ公園(アメリカ・オレゴン州 MILL ENDS PARK)が0.29㎡で
世界一小さな公園として認定されていました。
長泉町の世界一小さい公園はかつて「ポケットパーク」という名称でした。
長泉町の町の花「サツキツツジ」が刻まれたプレートと1人用のベンチが設置される園地で
49㎝ほどの大きさしかなく、公園というよりも小さな花壇といった雰囲気です。
それでも長泉町によれば、待ち合わせ場所として利用されるなど、町では知られた存在に。
実は長泉町では、このポケットパークを設置した際、すでにミル・エンズ公園を意識していたとのことで、
設置から37年を経て公式な認定となりました。当時の担当者、町の職員だった下山さんはギネス記録が夢だったそうで
現在は長泉町議会議長になられていらっしゃいます。
まさに、長泉町が長年秘めていた念願だったというわけですが、
都市計画道路建設時の区画整理で生まれた残地に築かれたため、法律上は「ポケットパーク」で
歩道の一部に位置付けられていました。
2024年12月21日、長泉町が測量士に依頼してポケットパークの正確な面積の測量を実施、
2024年12月25日の公告で「公園」に変更し、ギネス世界記録公認となりました。
2025年2月25日、長泉町役場の庁舎でギネス世界記録の審査結果の発表がされ、ギネス公式認定員の
藤渕文香さんから池田修町長に公式認定証が授与、正式にSmallest Park(最も小さな公園)として認定。
ギネス世界記録の登録費用はガバメントクラウドファンディングとふるさと納税で賄っています。
ギネス世界記録(ギネスワールドレコード)の認定条件は、自治体に公園として正式に登録されていること、
5年以上存在していること、証人の立会のもと資格がある測量士が測量を行うことでこれらの条件をすべてクリアしました。
池田修町長も、地域活性化の一助とし地域の皆様から愛され、世界に誇れる公園として
後世に伝えていきたいと意気込んでおられるようです。
世界一小さい公園のある下土狩地区には、富士山溶岩流(三島溶岩)の末端に位置する鮎壺の滝、
世界かんがい施設遺産に2023年11月4日に認定された徳川家康ゆかりの本宿用水もあり、観光の起爆剤としても期待されています。
長泉町は小さな町ですが、
「住みここちランキング静岡版 1位」
「世界一小さい公園 ギネス認定」
自然も多く空気や水も綺麗。
良い所がいっぱいの町です。