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三島市、沼津市、長泉町、清水町の不動産売却傾向

2025年8月1日
1. 三島市(みしまし)
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三島市では土地売却の活性化が限定的で、平米単価は横ばい~下落傾向、成約件数も減少傾向にあります
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一方、2022〜2024年では土地売却平均価格は約2,495万円(143件)で、前期と比較して上昇(2,051→3,243万円)も見られるなど地域による差があります。
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ただ、三島駅周辺など中心エリアでは需要が高く、駅徒歩10分以内の整形地であれば相場近くでも比較的売れやすい傾向があります。
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ただし将来的には人口減少と空き家率上昇により土地需要は弱まる可能性があるとの指摘もあります。
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中古一戸建ての平均売却価格は2024年時点で約3,387万円(前年から約-8.3%)と、静岡県平均よりやや高めの水準。
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売買件数と価格は地域・築年次・面積で大きく異なるものの、100㎡以上の築10年以内・駅近物件の人気が高く、高額売却につながる傾向あり。
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販売期間は5〜6ヶ月程度が目安とされ、相場に近い価格設定であれば取引は比較的スムーズ。
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特に寿町など市街中心部は平均価格が抜きんでており、寿町は1件あたり約1億4,850万円と圧倒的。
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中古マンション市場も横ばい傾向で、10年以内築の駅近物件は高く売れやすい状況です。
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中古マンションの中央値は3LDKで約1,760万円(過去5年間、件数370件、割合65%) 。
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㎡単価は築1〜5年で約48万円/㎡、築6〜10年で約43万円/㎡となっており、築古ほど㎡単価が下がります。
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流通量としては過去6年間で747件、平均月10物件が売り出される中規模マンション中心のエリアです。
2. 沼津市(ぬまづし)
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沼津市全体では土地の中央値価格は約1,290万円、㎡単価で約5.2万円/㎡と静岡県平均より低め。
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地価(公示地価)では前年比約▲1.5%、5年間で▲5.8%と下降傾向が続いています。
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空き家率も高く(15.8%)、住環境の魅力や中心市街地の再開発が今後のポイントです。
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仲介での売却平均は約1,768万円、買取では1,238万円程度で、過去数年で若干の下降傾向。
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一戸建ても駅徒歩圏や郊外の大型商業施設周辺(例:ららぽーと沼津周辺)は比較的需要が高く取引しやすい傾向あり。
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長泉町は三島・沼津の間に位置するベッドタウンとして発展しており、利便性や住宅供給が豊富なため比較的流動性があります。
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マンションと土地は資産価値上昇傾向にあるため、早期の売却検討は有効です。特に築浅、駅徒歩圏、整形地は評価が高い傾向です。
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中古マンションの仲介平均価格は約1,649万円(2023年時点)と、2021~22年に比べやや回復傾向。
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価格は駅徒歩10分以内、70㎡以上、築浅条件ほど売れやすく引き合いが強いです。
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マンションマーケットによれば、直近1ヶ月で77件販売、360件出品中60件成約。平均1452万円、過去10年で約4%成長、近5年で約6%成長と明るい動向も示されています。
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人気物件として「マストスクエア沼津」「サーパス三枚橋」などが挙げられています。
3. 駿東郡長泉町(ながいずみちょう)
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長泉町では一戸建ての売却価格は前年度比で約▲2.9%減少、土地は+0.93%、マンションは+5.9%と種別に差あり。
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AI査定(70㎡モデル)では一戸建て築10年で約1,928万円、土地70㎡で749万円、マンション築10年70㎡で2,795万円(坪単価132万円)などの推定値。
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長泉町は三島・沼津の間に位置するベッドタウンとして発展しており、利便性や住宅供給が豊富なため比較的流動性があります 。
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マンションと土地は資産価値上昇傾向にあるため、早期の売却検討は有効です。特に築浅、駅徒歩圏、整形地は評価が高い傾向です 。
4. 駿東郡清水町(しみずちょう)
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清水町全体では、土地は横ばい、一戸建ては上昇、マンションは横ばいという状況(静岡県全体と同様の傾向)。
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一方で、イエウール集計(2022〜24年)によれば、直近の平均売却価格は2,965万円(45件)、前半期と比較して価格は下落(2,580→2,100万円)、件数は増加傾向にあります。
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清水町では、築25年の中古マンションの市場は活発とは言えず、売り出し件数は稀少・成約実績も少ないため流動性が低めです。
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清水町で高値が期待できるのは、駅近・中心地の整形地・築浅物件で、延床面積100㎡級の中古戸建てや築10年以内の駅近マンションが有利です。
総合まとめと提言
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地域
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土地
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一戸建て
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マンション
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特徴・今後の見通し
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三島市
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横ばい~やや下落。中心部駅近は比較的好調
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約3,300万円台。100㎡・駅近物件が高評価
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中古3LDK中央値1,760万円。築浅・駅近が有利
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人口減・空き家増加懸念。駅近や中心地は早め売却が得策
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沼津市
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地価▲1.5%、下降傾向。空き家率も高め
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中央商業地周辺に需要。平均1,700万円台
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平均1,650万円、価格回復傾向。駅近・70㎡以上が人気
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再開発・商業施設近くが注目。地価下落エリアは売却急ぐ
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長泉町
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土地微増、建物横ばい、一戸建て若干減
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一戸建て価格は若干下落だが価値は安定傾向
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マンション価格+5.9%、駅近築浅優位
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三島・沼津のベッドタウン。資産価値上昇傾向続く
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清水町
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土地横ばい、一戸建て上昇、マンション横ばい
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全体平均約3,000万円。ただし下落事例多数
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築25年マンション市場は売れにくい傾向
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件数少なく流動性低い。整形地・駅近・築浅は有利
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売却を検討される方へのアドバイス
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駅徒歩圏・商業地中心・生活利便性の高いエリア(三島駅周辺、沼津駅大岡、長泉町中心、清水町など)は一貫して需要が高く、売却時期を選びやすい。
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築浅・延床100㎡超の中古戸建てや築10年以内のマンションは高値が付きやすいため、相場に近い価格設定であれば早期契約も期待できる。
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一方で郊外・築古・災害リスク地域(例:三島の谷田など)は将来的に価格下落圧力が強まる可能性があるため、タイミングを逸する前に売却活動を始めるのが賢明です。
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情報が限られる地区(清水町など)では、複数業者による査定や地元事情に強い不動産会社の活用をおすすめします。

